こんにちは。ととほりです。
先日、遠方のお店から現物を見ずに中古のキャンピングカーを購入しました。
購入したキャンピングカーはトヨタハイエースワゴンGLをベースにアネックス社が架装した「ファミリーワゴンC」です。
そしてついにそしてついにAnyca(エニカ)でキャンピングカーを登録しました(オーナーになりました)。
とはいえ、実際自分で使ってみて思ったのは、ファミリーワゴンCの取扱説明書がないとお貸しした方が困るだろうなということ(特にベッドの展開方法)。
ということで、今回は”ファミリーワゴンC(ハイエースワゴンGL 200系4型)の取扱説明書”をつくってみたので紹介したいと思います。
クルマの施錠・開錠
クルマの開錠・施錠はカーセキュリティのリモコンで行います。
注意)クルマのキーリモコンで施錠するとセキュリティシステムが作動しません。
1.施錠
下図赤枠のボタンを2回押します(ポンポンという感じで押します)。
2.開錠
下図赤枠のボタンを2回押します(ポンポンという感じで押します)。
エンジンの始動・停止方法
・ギヤをPレンジに入れた状態でブレーキを踏みながら運転席の右側にあるエンジンスタート(ストップ)ボタンを押すとエンジンが掛かります。
・エンジンストップ(スタート)ボタンを押すとエンジンが止まります。
パーキングブレーキの操作方法
ハイエースワゴンGL 200系4型のパーキングブレーキは、ステッキ式パーキングブレーキになります。
運転席の助手席側にあります。
パーキングブレーキを掛けるときは、T字型のレバーをそのまま引きます。
左手でT字型のレバーの解除ボタンを押しながら左に回すとロックが解除されます。
手を離すとレバーは自然と戻ります。
※解除するときにはフットブレーキを踏んでください。
給油口の開け方
給油口は助手席側にあります。
運転席の右下にある右側のレバーを引きます。
燃料はレギュラーガソリンを入れてください。
ETC車載器の場所
ETC車載器は運転席の右側にあります。
靴収納
就寝スペースは土足厳禁のため、靴を収納するスペースを助手席と運転席にもうけています。
助手席側
運転席側
※身長の高い方で運転席を後ろにする必要がある場合は場所を変更してください。
室内スイッチの説明
1.メインスイッチ
LEDライトと間接照明を点灯させるためのスイッチです。
(メインスイッチがONになっていないと点灯しません)
注意)使用後は必ずOFFにしてください。
4.テーブルと脚の収納
逆の手順(No.3→1)で収納します。
2.LEDライトスイッチ
メインスイッチをONにしてからLEDライトスイッチをONにしてください。
3.間接照明スイッチ
メインスイッチをONにしてから間接照明スイッチをONにしてください。
4.バッテリー残量確認ボタン
押すとボタン左のランプが点灯してバッテリーの残量がわかります。
点灯しているランプの数が少ないほど残量が少ないです。
5.インバータースイッチ(外部電源が使えないときに使用するスイッチ)
外部電源が使用できないときにインバータースイッチをONにすると前後2か所※のコンセント差込口が合計500Wまで使えるようになります。
注意)使用後は必ずOFFにしてください。
インバーターの消費電力が大きいため、ONのままですとサブバッテリーが空になります。
※前後2か所のコンセント位置
6.FFヒーター(エンジン停止中でも稼働するヒーター)スイッチ
右に回すとヒーターが入り、大きく回すほど設定温度が高くなります。
注意)使用後は必ずOFFにしてください。
ベッドの展開方法(動画もあります)
1.シートベルトを外して収納します(専用キーでボタン押して①②の順に外してください)。
2.ひも①を引っ張りながら背面シートが上下逆になるように回転させます。
3.ストッパー2箇所を右に押し、ロック解除してからヘッドレストを外します。
外したヘッドレストは使用しないため、ベッド展開後、シートの下に収納してください。
4.シート後ろのレバーを上に押しながらシートを一番後ろに下げます。
5.ひも②を引っ張りながら上下逆になるように座面シートを前方へ回転させます。
6.ひも③を引っ張りながら背面シートを前方に倒し、フラットにします。
7.シート横のレバーを左手で下に押しながら右手でシートをスライドドア側に助手席後方の背もたれ(マット)が入る程度まで引っ張ります(背もたれはNo.9参照)。
※引っ張ることができない場合は、シートベルトのバックルが下の写真のように引っ掛かっていますので、No.5まで戻ってバックルを床に落としてください。
8.運転席の後ろにあるマット支え2箇所を下図のように回転させます。
9.助手席後方の背もたれ(マット)を取り外してマット支えの上に置きます。
マットが入らなかったり隙間ができる場合はNo.7で調整してください。
10.スライドドアの手すりを取り外して向きを変えます。(長い方をステップに置きます)
11.運転席後方の背もたれを取り外して手すりの上に置きます。
12.助手席後方のシートを開けてマットを2つ取り出し、隙間にはめます。
13.二段ベッド用マットを展開します。
注意)カーテンをマットで挟まないように前方に引いてから展開してください。
注意)走行時には必ずNo1.の状態に戻して、後席もシートベルトを着用してください。
シートベルトの戻し方は次項を参照ください。
ベッド展開後のシートベルトの戻し方(動画もあります)
1.後席中央席以外のシートベルト2本を左下図のように取り付けます。
左下図のバックルは右下図のようにシートベルトに巻き付けます。
2.左手でバックルを2つ押さえ、右手でひも②を引っ張って座面を戻します。
3.No.1でシートベルトに巻き付けたバックルを元に戻します。
ベッドから座席の戻し方の動画になります。
(ベッド展開後のシートベルトの戻し方は、2分45秒くらいからです)
後席テーブルの設置方法
注意)走行時はテーブルを必ず収納してください。
1.テーブルと脚の取り出し
運転席後方の背もたれを取り外してから座面を開けると、テーブルとテーブルの脚が収納されています。
①テーブルの脚 ②テーブルの順に取り出します。
2.脚とテーブルの取り付け
テーブルの脚を床に差し込んだ後に、テーブルを差し込みます。
3.テーブルと脚の収納
逆の手順(No.2→1)で収納します。
前席テーブルの設置方法
注意)走行時はテーブルを必ず収納してください。
1.テーブルと脚の取り出し
助手席後方の背もたれを取り外してから座面を開けると、テーブルの脚が収納されています。
テーブルの収納場所は”後席のテーブル設置方法”をご確認ください。
2.テーブルと脚の固定
テーブルの裏にあるハンドルで脚とテーブルを固定します。
ハンドルがテーブルの裏にあるため、ハンドルが360度回転できません。
180度回転しても固定できていない場合は、ボタン押すとネジ部とハンドルの縁が切れ、緩めずに0度の位置まで戻すことができ、繰り返し締めることができます。
3.脚と床の固定
助手席の後ろにある穴に脚を差し込み、ハンドルで脚を固定します。
外部電源の使い方
注意)使用後、外部電源コードを取り外すのを忘れないでください。
取り外さないまま走行しますと外部電源装置が破損し、高額な修理費用が発生します。
キャンピングカープラザ大阪さんに先日伺った際、取り外さないまま走行して壊してしまった方が実際にいたお話を伺いました(゚д゚)!
1.外部電源コードの取り出し
外部電源コードをダッシュボードから取り出します。
※使用後の外部電源コード取り外し忘れを防止するため、コードと一緒に収納してある「外部電源使用中」の表示をコラムシフトに掛けておくことをオススメします!
2.外部電源ソケットに電源コードを接続
クルマの右後方にある外部電源ソケットの蓋を外し、外部電源ソケットの突起と外部電源コードの矢印を合わせた状態で接続します。
3.施設のコンセント差込口に電源コードのコンセントを接続
4.車内のコンセント差込口に電化製品のコンセントを接続
前後2か所のコンセント差込口で使用できる電力は合計1500Wまでです。
注意)1500W以上使用するとブレーカーが落ちます。
5.外部電源使用後
外部電源使用後、外部電源コードの先端を左にひねり、下の写真のような状態にしてから取り外してください。
その後、外部電源ソケットの蓋を元に戻し、外部電源コードをダッシュボードに戻してください。
ドアストッパー(リアゲートを半開きするためのもの)
リアゲートを少しひらいた状態で固定できるので、夏の車中泊時に最適です。
ドアストッパーの閉じている方をリアゲートに差し込んで固定します(差し込むとロックされます)。
ドアストッパーの開閉できる方を開いてストライカーに固定し、キーロックすればリアゲート半開きのまま施錠されますので、防犯的にも安心です。
まとめ
Anyca(エニカ)でキャンピングカーを登録するために、取扱説明書をつくってみました。
取扱説明書や動画をつくることで自分自身も理解が深まってよかったと思います(特にベッド展開)。
Anyca(エニカ)でキャンピングカーを登録したので、シェアしてくれた方のお役にたてればうれしいです。
ではまた。
追記
乗り換えのため、ファミリーワゴンCを売却しました。
驚きの買取金額でした(゚д゚)!
コメント