大阪キャンピングカーショー2021にエンジン停止して一晩中クーラーを稼働できるキャブコンを探しに行ってみた。

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キャンピングカー

こんにちは。ととほりです。

2020/3/7・3/8にインテックス大阪にて開催予定だった大阪キャンピングカーショー2020に行くつもりだったのですが、コロナ禍で中止となってしまい、その後、中古のファミリーワゴンCを買っちゃいました(^^;。

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満を持して、2021/3/14・3/15にインデックス大阪で開催された大阪キャンピングカーショー2021に行ってきたので紹介したいと思います。

引用元:大阪キャンピングカーショー2021 | テレビ大阪 (tv-osaka.co.jp)

多くの方が会場にいらっしゃいました。
新しい生活様式でキャンピングカーが注目されていることを実感しました。

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出展ビルダーさん

株式会社アネックス、株式会社ナッツ、株式会社大森自動車、株式会社キャンパー厚木 他多数のビルダーさんが出展されていました。

今回の見学テーマ

今回の見学テーマは「エンジン停止して一晩中クーラーを稼働できるキャブコン*探し」でした。
*トラックやハイエースなどのキャブ(運転席部分)を残してコンバージョン(改造)したキャンピングカーのこと。

理由は下の2つです。

1.真夏の車中泊体験で”クーラーがあれば真夏でも場所を選ばずに車中泊できる”ことがわかった。

2.クーラーがあっても一晩中つけることができなければ役に立たない。

ちなみに昨年行った関西キャンピングカー商談会の見学テーマは、「エンジン停止してクーラーを稼働できるバンコン※探し」でした。
※ハイエースなどのベース車の外装そのまま、もしくは主要な骨格を切らないでコンバージョンしたキャンピングカーのこと。

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関西キャンピングカー商談会と大阪キャンピングカーショー2021の見学テーマで違うところは、バンコンがキャブコンに変わったことと、一晩中が追加されたところです。

バンコンがキャブコンに変わった理由は、下の2つです。

1.ととほり家の徒歩2分圏内にタイムズカーシェアできるクルマが6台まで増え、普段使いのクルマをタイムズカーシェアにすれば、キャブコンの1台持ちでも可能ではないかと思い始めた。

2.ファミリーワゴンCを購入後、月1回のペースで車中泊をしていますが、もう少し広いとよいのになと感じるときが度々あった。

キャブコンはバンコンよりも走行性能が劣ること、車高が高いために駐車場が制限されること、走れない道があることもわかっていますが、キャブコンの広大なスペースはやはり魅力です。

あっ、買い替えるつもりはないですよ。

憧れです✨。

ということで、大阪キャンピングカーショー2021で探してきた「エンジン停止して一晩中クーラーを稼働できるキャブコン」を、ととほりの主観で紹介したいと思います( ´艸`)。

Puppy 480(キャンパー厚木)

Puppy 480はトヨタ カムロードのナローボディをベース車としたキャブコンです。
全長:4,850mm 全幅:1,740mm 全高:2,750mm 
全幅1,740mmのため、狭い道でも運転がしやすいことが最大の特徴です。

家庭用エアコンは車室内の最後方に設置されています。

サブバッテリー3台、インバーター1500W、昇圧走行充電システムも標準装備されており、追加料金なしで家庭用クーラーを一晩中つけることができそうです。

しかし、全長が4,850mmと短いため、収納が少なく、常設ベットはありません。
ダイネットでお酒を飲んでから、ダイネットを片付けてベット展開するのは苦痛です(^^;)。

展示車は諸費用込みで¥6,861,140(税込)でした。

家庭用クーラーがついたキャブコンでこのお値段は衝撃的ですが、収納の少なさと常設ベットがないという点が引っ掛かります。

取り回しのよいボディと、収納・常設ベットは背反しますね(^^;)。

ZIL520(バンテック 大森自動車が出展)

ZIL520はトヨタ カムロードのワイドトレッドをベース車としたキャブコンです。

バンテックのフラッグシップモデルであるZILシリーズで、リア2段ベッドを装備したファミリー仕様がZIL520です。

サイズは、全長:5,160mm 全幅:2,110mm(サイドオーニング含む) 全高:2,940mm になります。

家庭用エアコン、マルチルーム(シャワー・トイレ)付きのキャブコンです。

リア2段ベッドは上段を跳ね上げることができ、跳ね上げていると下段に寝ても圧迫感はありませんでした。

ホテルのようなマルチルーム。
水洗式のカセットトイレが設置されています。
温水設備を装備しているので、温水シャワーをマルチルーム内で使用することができます。

明るいキッチン。
ととほり家のキッチンよりおしゃれです^^;。

クーラーはダイネットの窓上に設置されていました。

デュアルソース・エアコンシステム(エアコンを「エンジンが発電した電気」と「サブバッテリーの充電」の2つの電源を用いて使用するシステム)が搭載されており、クーラーを一晩中つけることができます。

展示車は4WDのディーゼルで¥8,998,000(税込)でした。
諸費用は別途必要です。

CREA 5.3X Evolution(ナッツRV)

CREAはトヨタ カムロードのワイドトレッドをベース車としたキャブコンです。

5.3Xはリアに1,930mm×1,200mmのダブルベッドが設置されています。

Evolutionは、最大の特徴である特許取得済の超急速充電システム「EVOLUTION SYSTEM」を搭載したモデルです。

サイズは、全長:5,190mm 全幅:2,080mm 全高:2,910mm になります。

「EVOLUTION SYSTEM」は、クーラーを使用してLowレベルになったサブバッテリー3個を走行4~5時間でフル充電できます。
また、アイドリングでクーラーを連続使用できます。

「EVOLUTION SYSTEM」については、ばんぞうさんのブログが一番わかりやすかったので、リンクを貼りつけておきます(バンテックのデュアルソース・エアコンシステムとの違いをわかりやすく説明して頂いています)。

バンテックのデュアルソース・エアコンシステムとナッツのエボリューション・エボライトの違いについて
2大キャブコンビルダーの電源(充電)システムの違いについてです。両社とも説明がイマイチ分かりにくすぎるので、実際にお店に行って直接聞いてきました。

収納も多く、車内からもアクセスできるので便利です。

リアのダブルベット上方に家庭用クーラーが設置されています。

ダイネットも広いです。

バンクベットはスライド拡張式になっており、サイズは1,900mm×1,800mmで大人2人で寝ても余裕があります。
また、高さも720mmあり広大なスペースがあります。

展示車は2WDディーゼルの後輪ダブルタイヤ仕様で¥9,345,600(税込)~と表示されていました。
諸費用は別途必要です。

「EVOLUTION SYSTEM」のさらに上を行くリチウムイオンバッテリー100Ah×4個搭載の「HYPER EVOLUTION SYSTEM」についても、ナッツRVのブースで担当の方に聞いてみました。

・約4時間の走行で満充電
・鉛バッテリーの寿命350サイクル(充放電繰り返し)に対して、リチウムイオンバッテリーは2,000サイクル
・鉛バッテリーの重さの約半分(13 kg/個)
・安全性が高いリン酸鉄リチウムイオンバッテリー(電池内部で発熱があっても結晶構造が崩壊しにくい)を採用し、かつ2重の安全機能を装備
・保管時には80%充電でバッテリー寿命を延ばす機能も装備
・外気温にもよるが、エンジンを停止した状態で2晩クーラー使用可能

「EVOLUTION SYSTEM」でも他ビルダーに対して、優位性があると思いますが、さらに手の届かないところに行った感じですね。
自然災害に対する備えとしても心強いです。

お値段は「EVOLUTION SYSTEM」より約80万円UP⤴。

「HYPER EVOLUTION SYSTEM」の性能が欲しい方は、1択になります。

ただ、内装はZIL520や、後述するアネックスのLIBERTYの方が洗練されていると感じました。

LIBERTY 52DB・52SP(アネックス)

LIBERTY 52DB・52SPはトヨタ カムロードのワイドトレッドをベース車としたキャブコンです。
52DBはリア二段ベットを備えたファミリー向け仕様で、52SPはリアにダブルベットを備えた2人旅仕様になります。

サイズは、全長:5,230mm 全幅:2,040mm 全高:2,880mm になります。

FF床暖房システム※(燃料燃焼、強制排気式温水循環式床暖房)が最大の特徴です。
※床暖房専用クーラントを燃焼式ボイラーで60℃に加熱し、室内の床表面5mm下に配管されるパイプ内を専用ポンプで循環させるシステム

キャンピングカーで床暖房ですよ。
すごくないですか?。

また240Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載し、家庭用クーラーを一晩中つけることができます。
240Wのソーラーパネルも標準装備で、リチウムイオンバッテリーに充電できます。

車内は北欧系の落ち着いたテイストで、間接照明もきれいでゆったりと落ち着くことができます。

52DBはダイネット上方に家庭用クーラーが設置されています。

52SPはリアのダブルベット上方に家庭用クーラーが設置されています。
1,900mm×1,370mmのダブルベットの寝心地は最高でした( ´艸`)。

52DBのバンクベットはスライド拡張式になっており、サイズは1,940mm×1,740mmで大人2人で寝ても余裕があります。
また、高さも一番手前で730mmあり、CREAと同じくらいの大きさがあります。
(52SPのバンクベットは跳ね上げ式になっており、サイズは1,940mm×1,320mmで大人1人、子供1人で就寝、高さも一番手前で660mmです。)

バンクベットの天井に見えるのは、オプションのスカイビュールーフウインドウ(税別\230,000)です。

レンジフードにもLEDライトがついています(写真は52SP)。

マルチルームにはカセットトイレと洗面台が設置されています。
温水設備を装備しているので、温水シャワーをマルチルーム内で使用することができます。

52SPのダイネットはリアにダブルベットを備えているため、52DBよりも狭いです。
(CREA 5.3Xのダイネットが広い理由は、マルチルームが52SPよりも狭いためと推定)

52DBはリアの収納に車内からアクセスできますが、52SPはアクセスできないところが、残念でした⤵。

展示車は52DB,52SPとも2WDディーゼルの後輪シングルタイヤ仕様でスカイビュールーフウインドウ、サイドオーニングのオプションがついて¥9,900,000(税込)でした。
諸費用は別途必要です。

まとめ

エンジン停止して一晩中クーラーを稼働できるキャブコンを探しに大阪キャンピングカーショー2021に行ってみた結果、ととほりが最も憧れたキャブコンは。。。

じゃじゃん!

アネックスのLIBERTY 52DBです!!

理由は、
1.ゆったりと落ち着くことができる車内の雰囲気
現在、アネックスのファミリーワゴンCに乗っていて、車内の雰囲気が気に入っています。
アネックスのテイストが好きなんだと思います。

2.リチウムイオンバッテリーが搭載されていること
鉛バッテリーに対して、軽量・長寿命・大パワーのリチウムイオンバッテリーはやはり魅力です。

SEGL Battery – 株式会社アネックスのキャンピングカーラインアップ

ちなみに52SPよりも52DBに憧れた理由は、ダイネットが広いことと、車内からリアの収納にアクセスできるからです。

以上、大阪キャンピングカーショー2021から、ととほりの妄想をお伝えしました(^^;)。

「エンジン停止して一晩中クーラーを稼働できるキャブコン」を探している方の参考になればうれしいです。

ではまた。

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