こんにちは。ととほりです。
ととほりはミドルルーフのハイエース(ワゴンGL 200系4型)をベースにアネックス社が架装したキャンピングカー:ファミリーワゴンCに乗っています。
また、ファミリーワゴンCをAnycaに登録してカーシェアリングをしています。
ととほりのファミリーワゴンCは後輪駆動の2WDで後部は荷室になっていますので、荷室が軽いときの雪道にはめっぽう弱いです(^_^;)。
トラクション(タイヤが地面を蹴る駆動力)は、タイヤと路面の摩擦係数とタイヤに加わる垂直荷重によって決まるので。。。
住んでいるところはめったに雪が降りませんが、冬でも車中泊旅行やキャンプをしたいと思っているため、雪道対策は必要になってきます。
尚、ととほりはウィンタースポーツをやらないので豪雪地帯には行きませんし、Anycaでもウィンタースポーツ利用でのカーシェアはお断りするつもりです。
今回はキャンピングカー(バンコン ハイエース2WD)の雪道対策を4択から考えてみた結果について紹介したいと思います。
雪道対策の4択について
スタッドレスタイヤ(2択)
まずはスタッドレスタイヤです。
但し、ハイエースの場合は一般的な乗用車とは異なり、スタッドレスタイヤの選択も一筋縄ではいきません^_^;。
ハイエースはバン・ワゴンにかかわらず、純正タイヤはバン用タイヤが装着されています。
バンは荷物を積む機会が多いため、乗用車用のタイヤよりも耐荷重があるバン用タイヤが装着されています。
ということで、純正タイヤと同じ耐荷重性能を持ったスタッドレスタイヤを選択するのが無難です。
ちなみにタイヤの耐荷重性能を表した数値がロードインデックス(LI)になります。
ロードインデックスとは規定の条件下で、そのタイヤに負荷することが許される最大の質量を表す指数です。
引用元:ヨコハマタイヤホームページ:https://www.y-yokohama.com/product/tire/displaytorule/
ハイエース ワゴンGL純正タイヤのロードインデックスは107/105です。
107(975kg)が単輪での使用時、105(925kg)が複輪での使用時のロードインデックスを示しています。
複輪とは片側に2本装着する状態(トラックの後輪でよくあるタイプ)です。
ロードインデックス107/105のスタッドレスタイヤはバン用とSUV用があり、バン用は耐摩耗性を考慮してゴムが硬くなっており、雪上・氷上性能と静粛性がSUV用よりも劣ります。
ヨコハマタイヤ「iceGUARD SUV G075(SUV用)」と「iceGUARD iG91 for VAN(バン用)」のイメージ図になります。
スタッドレスタイヤ+LSD
次はスタッドレスタイヤとLSD(リミテッド・スリップ・デファレンシャル)のセットです。
LSD(リミテッド・スリップ・デファレンシャル)とは、日本語でいうと”差動制限装置”ですが、LSDを説明する前に差動装置(ディファレンシャルギヤ)の説明をします。
クルマがカーブを曲がるとき、前輪も後輪もカーブの内側と外側で進む距離が変わります。
外側の方が内側よりも長い距離を進むことになるため、スムーズに曲がるためには外側のタイヤを内側よりも速く回す必要があります。
その役目を果たすのが差動装置(ディファレンシャルギヤ)です。
カーブを曲がるときには必要不可欠なディファレンシャルギヤにも欠点があります。
ディファレンシャルギヤは構造的に、回転抵抗の少ない方に多くの回転を与えるため、滑りやすい方の車輪は空転し、反対側の車輪には動力が伝わらなくなります。
その欠点を補ってくれるのが差動制限装置になります。
雪道では左右のタイヤの滑りやすさが違う状況で走行する可能性が通常よりも高いと考えて、LSD(差動制限装置)を対策案の1つに入れました。
オールシーズンタイヤ
最後はオールシーズンタイヤです。
簡単にいうと「雪道も走れる夏タイヤ」です。
当然、雪道での性能はスタッドレスタイヤよりも劣りますが、交換不要なのが魅力です。
スタッドレスタイヤの場合は、保管場所も確保する必要がありますもんね^^;。
ハイエースのロードインデックスに対応しているオールシーズンタイヤで見つけたのがコレ。
ネクセンタイヤジャパンから2020年10月28日 発売の「N blue 4Season Van(エヌブルー 4シーズン バン)」です。
選択した結果は。。。
以上の4択を星取表にまとめた結果がコチラ。
最も優れているモノを1としたので、合計が少ない方がよいです。
オールシーズンタイヤが最もよい結果になりましたが、N blue 4Season Van(エヌブルー 4シーズン バン)の発売日である2020年10月28日を過ぎた後も、インターネット上で販売されている形跡を見つけきれませんでした(^^;。
また当然のことながら雪道での走行性能に関する口コミもなく、選択肢から外れてしまいました。
次に外れたのはスタッドレスタイヤ+LSDです。
LSDはOS技研のデュアルコアNEOを近所のショップで見積りをとったところ、工賃込みで242,000円(税込)でした(-_-;)。
最も安全に雪道を走行できるのは間違いないのですが、コスト的にちょっと手が出せません。
最後に外れたのはバン用のスタッドレスタイヤです。
SUV用よりも1本あたり約1,500円安い程度の差だったので、雪道での走行性能が優れるSUV用のスタッドレスタイヤを選択しました。
タイヤはロードインデックス107/105でSUV用の設定があったヨコハマタイヤの「iceGUARD SUV G075」にしました。
アルミホイールとのセットを楽天市場で購入しました。
まとめ
キャンピングカー(バンコン ハイエース2WD)の雪道対策を4択から考えてみた結果、ヨコハマタイヤの「iceGUARD SUV G075」を選択しました。
これで突然の降雪を気にせずに車中泊旅行やキャンプに行けます!
実際に雪道を走る機会があればレビューをアップします。
ではまた。
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