こんにちは。ととほりです。
待ちに待ったキャピングカーが納車されました!
納車されたキャンピングカーは2014年式トヨタハイエース200系4型のワゴンGLをベースにアネックス社が架装した「ファミリーワゴンC」です。
納車されたときから、気になっていることが1つあります。
それは車内のニオイです。
車内に入ったとたんに今まで嗅いだことのないニオイがしていました(^_^;)。
ニオイの元がわからず色々試した結果、ようやく消臭に成功しました!
今回は”中古キャンピングカー(ハイエース200系4型)の消臭記”を紹介したいと思います。
ニオイの元は何?
ニオイの元がわからずに消臭剤を使っても消臭できないと考え、ニオイの元を突き止めることにしました。
後席のシート?
まず最初に疑ったのは後席のシートです。
ととほりの「ファミリーワゴンC」の後席シートは、防汚加工がされているもののファブリック生地のため、汗を吸ってニオイの元になっていると考えました。
そこで使ってみたのが”ファブリーズ 消臭スプレー 布用 W除菌”です。
後席のシート全面に吹きかけて一晩放置してみましたが、消臭効果はありませんでした。後席のシートがニオイの元ではなさそうです。実際にシートを嗅いでみましたが、ニオイはありませんでした。
ペットのニオイ?
キャンピングカーが納車されて、車内の掃除をしていると犬の毛のようなものがチラホラ見つかりました。
前のオーナーさんはペットを連れて車中泊をしていたようです。
車内にペットのニオイが染みついてニオイの元になっていると考えました。
そこで使ってみたのが”カーメイト 車用 除菌消臭剤 ドクターデオ Dr.DEO プレミアム スチーム 浸透タイプ 使い切り 無香 ミニバン・大型車用”です。
車内でスチームを発生させて一晩放置してみましたが、消臭効果はありませんでした。
間違いなくペットのニオイが染みついてニオイの元になっていると思い込み、さらに消臭能力が高そうな”車両用クレベリン”を試してみました。
車両用クレベリンとは
大幸薬品が、「様々なウイルス・菌・ニオイを除去出来る」という二酸化塩素の働きに着目し、ウイルス除去・除菌・消臭が出来る”衛生管理製品”を「クレベリン」の名称で製造販売しています。
二酸化塩素は「液体やゲルに溶存させた際、その濃度を長期間保持出来ない」という性質のために、流通可能な製品の開発は困難とされてきました。この問題点を、大幸薬品が持つ特許技術(特許 第3110724号)により解決し、流通出来る製品の開発が可能になりました。この技術を使い、「クレベリン ゲル」「クレベリン スプレー」が開発されました。
「クレベリンカートリッジ(車両用)」はその特許技術を利用した商品です。
株式会社デンソー 2011年12月20日のニュースリリースより引用
近所のスーパーオートバックスで施工しました。お値段は2700円(税込)でした。
車両用クレベリンと一緒にエアコンフィルターの交換を勧められました。
どうせやるなら徹底的にと思い、お願いしましたがエアコンのブロアファンがフィルターに接触する可能性があるので、エアコンフィルター交換はできないとのこと。フィルターの掃除だけをお願いすることにしました。
フィルターの写真は撮り忘れましたが、ザルのようなショボいフィルターにホコリが大量に積もっていました(^_^;)。
車両用クレベリンは、どんな機械を使うのか興味があったので写真を撮っていたら、メカニックの方が施工後にわざわざ持ってきてくれました。
しかしながらまたもや消臭効果なし⤵。
エバポレーターのニオイ?
車両用クレベリンの施工時間(約15分)と換気時間(約10分)の待ち時間にスマホで”ハイエース エアコンフィルター ニオイ”で検索すると、エアコンのエバポレーターがニオイの元である可能性があることがわかりました。
エアコンの仕組み
エバポレーターは空気を冷やす働きを持つため、空気を冷やすときに結露した水分がエバポレーターの表面に付いたままになり、カビや雑菌が繁殖してニオイの元になります。
さらに検索すると、エバポレーターは自分で洗浄できることがわかり、Amazonで下の2点を購入しました。
エアコンフィルターはザルでは頼りないので自己責任で交換することにしました。
エバポレーターの洗浄方法
最初にグローブボックスを取り外します。グローブボックスを後方に引っ張ると外れました。
クイックエバポレータークリーナーSは、洗浄の際に使用するチューブ・ジグ、取説、洗浄後にグローブボックス裏に取り付ける消臭剤が同梱されています。
ブロアファンにチューブ先端のノズルが巻き込まれないようにジグを使ってセットします。
洗浄時にクリーナーが飛び散るとイヤなので、新聞紙とゴミ袋で養生しました。
エアコンの設定は、
・A/C(エアコン)はOFF
・温度は「最低(LO)」
・風量は最大
・風向きは手前(VENT)
・内気循環
にして、クリーナーを噴射させます(カチっと音がするまで上面を押します)。
約3分で噴射が終了します(噴射中にクリーナーが倒れないように注意してください)。噴射が終了したら、エアコンをONにして5分待ちます。
※エアコンをONにして水分を結露させて汚れを洗い流すため、高温多湿の日に洗浄した方がより効果があると思います。ちなみにととほりが洗浄したのは梅雨のなかやすみだったので、洗浄日和でした。
待っている間にエアコンフィルターを取り付けます。
矢印が上方向になるように取り付けます。
待ち時間5分は目安です。ととほりは約20分待ちました。
グローブボックスの裏に消臭剤を貼り付け、グローブボックスを取り付けて終了です。
洗浄した後の車内のニオイは。。。かなり消臭できました!
効果は約1年なので1年後にエバポレーターの洗浄とエアコンフィルターの交換をします。
まとめ
中古キャンピングカー(ハイエース200系4型)のニオイの元は、シートでもなくペットでもなくエバポレーターでした。
エバポレーターをクイックエバポレータークリーナーSで洗浄した結果、かなり消臭できました。
ととほりに知識がなく、ニオイの原因特定に時間とお金をかけてしまいましたが、シートや車内の殺菌ができたので良しとします。
中古キャンピングカー(ハイエース200系4型)のニオイに悩まされている方のお役に立てばうれしいです。
ではまた。
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